△日程第3 陳情第 9号
義務教育費国庫負担制度の堅持を求める意見書の提出について 陳情第10号 砂採取等による環境破壊の防止を求めることについて
○議長(高橋次郎君) 日程第3、陳情第9号外1件を一括議題といたします。 本陳情2件に対する
総務文教委員会委員長の報告を求めます。 7番坂本議員。 〔
総務文教委員会委員長 坂本照良君 登壇〕
◆
総務文教委員会委員長(坂本照良君)
総務文教委員会委員長報告を行います。 本委員会に付託されました陳情2件について、去る9月14日委員会を開催し審査いたしましたので、その結果を報告いたします。 まず、陳情第9
号義務教育費国庫負担制度の堅持を求める意見書の提出については、子供たちに行き届いた教育を保障するため、
学校事務職員や
学校栄養職員の
義務教育費国庫負担制度の維持と発展を望み、
義務教育費国庫負担制度の堅持を求める意見書を提出していただきたいというものであります。 審査の結果、陳情の趣旨を了とし、採決の結果、異議なく採決すべきものと決しました。 次に、陳情第10
号砂採取等による環境破壊の防止を求めることについては、後地町では砂採取により農業の荒廃や地域環境の破壊並びに住民の安全を脅かす事態が起きているので、適正化と乱開発防止に必要な措置をお願いしたいというものです。 現地踏査による審査の中で、埋め立ての
鋳物使用済み廃砂や窯業破片など産業廃棄物は除去され、整地をおおむね終えてはいるものの、砂採取のために設けられた沈殿池は周囲にビニール綱が2本張ってあるのみで、転落事故の危険性があると思われ、有刺鉄線の設置、子供たちにわかりやすい立て看板の設置など、安全管理についてさらに十分な配慮がなされるべきであるとの意見があり、採決の結果、異議なく採択すべきものと決しました。 以上、報告を終わります。
○議長(高橋次郎君) 質疑に入ります。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(高橋次郎君) 質疑を終わります。 討論に入ります。 本陳情2件に対する反対の御意見はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(高橋次郎君) これに賛成の御意見はありませんか。 〔「省略」と呼ぶ者あり〕
○議長(高橋次郎君) 討論を終わります。 これより陳情第9号及び第10号を一括採決いたします。 本陳情2件に対する
委員長報告はいずれも採択であります。
委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(高橋次郎君) 御異議なしと認めます。よって、陳情第9
号義務教育費国庫負担制度の堅持を求める意見書の提出について、陳情第10
号砂採取等による環境破壊の防止を求めることについては、いずれも採択と決定されました。
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△日程第4 陳情第12号
跡市地区水道未普及家庭に対する水道布設について 陳情第13号
児童福祉法改正の趣旨を踏まえ、公的支援のさらなる充実を求める意見書の提出について
○議長(高橋次郎君) 日程第4、陳情第12号外1件を一括議題といたします。 本陳情2件に対する
民生水道委員会委員長の報告を求めます。 9番森脇議員。 〔
民生水道委員会委員長 森脇洋二君 登壇〕
◆
民生水道委員会委員長(森脇洋二君)
民生水道委員会委員長報告を行います。 本委員会に付託されました陳情第12号外1件について、去る9月16日委員会を開催し審査いたしましたので、その結果を報告いたします。 まず、陳情第12
号跡市地区水道未普及家庭に対する水道布設については、跡市町内の長瀬、小原、舞立、出り原、清見、井沢の各地域の未給水を解消していただきたいというものであります。 執行部におかれても、水道未給水地域の解消は当市の重要な課題であると十分理解されております。未給水地域の解消については、事業費の財源確保が大きな課題であり、今後事業手法、財源確保について関係機関と協議しながら一歩一歩年次的に取り組み、その解消に努めてまいりたいとの考えであります。 審査の結果、陳情趣旨は十分理解できるものとして、異議なく採択すべきものと決しました。 次に、陳情第13
号児童福祉法改正の趣旨を踏まえ、公的支援のさらなる充実を求める意見書の提出については、具体的には
保育所運営費の改善、
延長保育事業に対する
国庫補助制度の継続、保育料の
保護者負担の軽減、施設の老朽化に対して、年次的に施設整備ができるよう予算の確保、
保育所整備にかかわる
施設整備借入金に対しての
利子補給制度の復活を願う意見書を関係機関に対して提出を求めるものです。 審査の結果、趣旨は理解できるものとして、異議なく採択すべきものと決しました。 なお、陳情第6号は継続審査といたしましたので、以上、報告を終わります。
○議長(高橋次郎君) 質疑に入ります。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(高橋次郎君) 質疑を終わります。 討論に入ります。 本陳情2件に対する反対の御意見はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(高橋次郎君) これに賛成の御意見はありませんか。 〔「省略」と呼ぶ者あり〕
○議長(高橋次郎君) 討論を終わります。 これより陳情第12号及び第13号を一括採決いたします。 本陳情2件に対する
委員長報告はいずれも採択であります。
委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(高橋次郎君) 御異議なしと認めます。よって、陳情第12
号跡市地区水道未普及家庭に対する水道布設について、陳情第13
号児童福祉法改正の趣旨を踏まえ、公的支援のさらなる充実を求める意見書の提出については、いずれも採択と決定されました。 なお、陳情第6号は継続審査でありますので、この旨御了解願います。
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△日程第5 陳情第11号
流域森林総合整備事業の促進について
○議長(高橋次郎君) 日程第5、陳情第11号を議題といたします。 本陳情に対する
建設経済委員会委員長の報告を求めます。 8番藤代議員。 〔
建設経済委員会委員長 藤代昌希君 登壇〕
◆
建設経済委員会委員長(藤代昌希君)
建設経済委員会委員長報告を行います。 本委員会に付託されました陳情1件について、去る9月14日委員会を開催し審査いたしましたので、その結果を報告いたします。 陳情第11
号流域森林総合整備事業の促進については、陳情の趣旨は、森林は木材を生産する働きだけでなく、国土の保全、水資源の涵養、保健、休養の場等、多面的な公益的機能を有しており、市民生活に重要な役割を果たしておることから、
森林総合整備事業の促進を図られたいというものであります。 審査の結果、執行部としても
制度改正等関係機関と検討していきたいとのことであり、陳情の趣旨を了として、異議なく採択すべきものと決しました。 以上、報告を終わります。
○議長(高橋次郎君) 質疑に入ります。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(高橋次郎君) 質疑を終わります。 討論に入ります。 本陳情に対する反対の御意見はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(高橋次郎君) これに賛成の御意見はありませんか。 〔「省略」と呼ぶ者あり〕
○議長(高橋次郎君) 討論を終わります。 これより陳情第11号を採決いたします。 本陳情に対する
委員長報告は採択であります。
委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(高橋次郎君) 御異議なしと認めます。よって、陳情第11
号流域森林総合整備事業の促進については採択と決定されました。
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△日程第6 議案第41号 江津市
国民健康保険条例の一部を改正する条例制定について
○議長(高橋次郎君) 日程第6、議案第41号を議題といたします。 本案に対する
民生水道委員会委員長の報告を求めます。 9番森脇議員。 〔
民生水道委員会委員長 森脇洋二君 登壇〕
◆
民生水道委員会委員長(森脇洋二君)
民生水道委員会委員長報告を行います。 本委員会に付託されました議案第41号江津市
国民健康保険条例の一部を改正する条例制定について、去る9月16日委員会を開催し審査いたしましたので、その結果を報告いたします。 本案は、
国民健康保険法及び同法施行令の一部が改正されたことに伴う保険料の軽減賦課(5割軽減)の基準額について、その算定に用いる世帯主以外の被保険者の数に乗ずる金額を「24万円」から「24万5,000円」に、軽減賦課(2割軽減)の基準額について、その算定に用いる世帯に属する被保険者の数に乗ずる金額を「34万円」から「35万円」に改める等の関連する5点の改正をするものです。 江津市
国民健康保険運営協議会においても異議ない旨の答申が出されており、審査の結果、必要な条例改正と認め、異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。 以上、報告を終わります。
○議長(高橋次郎君) 質疑に入ります。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(高橋次郎君) 質疑を終わります。 討論に入ります。 本案に対する反対の御意見はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(高橋次郎君) これに賛成の御意見はありませんか。 〔「省略」と呼ぶ者あり〕
○議長(高橋次郎君) 討論を終わります。 これより議案第41号を採決いたします。 本案に対する
委員長報告は原案可決であります。
委員長報告のとおり決することに賛成の方の挙手を求めます。 〔
賛成者挙手〕
○議長(高橋次郎君) 挙手全員と認めます。よって、議案第41号江津市
国民健康保険条例の一部を改正する条例制定については原案のとおり可決されました。
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△日程第7 議案第42号 市道の路線の認定について
○議長(高橋次郎君) 日程第7、議案第42号を議題といたします。 本案に対する
建設経済委員会委員長の報告を求めます。 8番藤代議員。 〔
建設経済委員会委員長 藤代昌希君 登壇〕
◆
建設経済委員会委員長(藤代昌希君)
建設経済委員会委員長報告を行います。 本委員会に付託されました議案1件につきまして、去る9月14日委員会を開催し現地踏査の上審査いたしましたので、その結果を報告いたします。 議案第42号市道の路線の認定については、波子町内の波子駅から
石見海浜公園遊空間整備ゾーンへ通じる歩道新設の
波子海浜公園線、
二宮町神村地内の県道皆井田江津線の改良に伴う旧県道の神村大曲線及び敬川町地内の11
号都市下水路、3号支線沿いに新設する敬川中通線の3線の路線の認定をするものであります。 審査の結果、異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。 以上、報告を終わります。
○議長(高橋次郎君) 質疑に入ります。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(高橋次郎君) 質疑を終わります。 討論に入ります。 本案に対する反対の御意見はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(高橋次郎君) これに賛成の御意見はありませんか。 〔「省略」と呼ぶ者あり〕
○議長(高橋次郎君) 討論を終わります。 これより議案第42号を採決いたします。 本案に対する
委員長報告は原案可決であります。
委員長報告のとおり決することに賛成の方の挙手を求めます。 〔
賛成者挙手〕
○議長(高橋次郎君) 挙手全員と認めます。よって、議案第42号市道の路線の認定については原案のとおり可決されました。
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△日程第8 議案第43号 平成10年度島根県江津市
一般会計補正予算(第4号)を定めることについて 議案第44号 平成10年度島根県江津市
国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)を定めることについて 議案第45号 平成10年度島根県江津市
老人保健医療事業特別会計補正予算(第2号)を定めることについて 議案第46号 平成10年度島根県江津市
小迫谷土地区画整理事業特別会計補正予算(第1号)を定めることについて 議案第47号 平成10年度島根県江津市
水道事業会計補正予算(第2号)を定めることについて
○議長(高橋次郎君) 日程第8、議案第43号外4件を一括議題といたします。 本
補正予算案に対する
民生水道委員会委員長の報告を求めます。 9番森脇議員。 〔
民生水道委員会委員長 森脇洋二君 登壇〕
◆
民生水道委員会委員長(森脇洋二君)
民生水道委員会委員長報告を行います。 本委員会に付託されました議案第43号外3件について、去る9月16日委員会を開催し審査いたしましたので、その結果を報告いたします。 まず、議案第43号平成10年度島根県江津市
一般会計補正予算(第4号)を定めることについて中、所管に属する事項については、骨格的予算として編成されました当初予算に政策的な肉づけを主体とし、国県補助金等の決定した事業及び早急に措置を必要とするものについて計上されております。 歳出の主なものは、本年度分として国が実施する所得税等の特別減税の追加実施に関連して、臨時福祉特別給付金事業に伴う538万7,000円、平成12年度事業開始となる介護保険事業にかかわる高齢者実態調査に要する経費155万8,000円、ごみ焼却場のダイオキシン対策費の江津市桜江町環境衛生組合負担金2,618万4,000円、高料金対策等の水道事業会計運営費補助金2,679万1,000円が主なものであります。新規のものとしては、身体障害者ストマ用装具助成費28万5,000円、健康づくり推進地区として新たに活動を始めた2地区への委託料として20万円が計上されました。 審査の結果、必要な予算措置と認め、異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第44号平成10年度島根県江津市
国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)を定めることについては、昨年12月医療費の推計を行い編成された当初予算を、その後の医療費の実績、所得、固定資産税の把握を行い検討した結果、医療費を一般被保険者分は対前年度比8.47%、退職被保険者等分は対前年度比マイナス5.33%、全体で1.17%増と見込み、保険料率を前年度同額の軽減後1人当たり6万2,227円として所要の補正がされております。 審査の結果、必要な予算措置と認め、異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第45号平成10年度島根県江津市
老人保健医療事業特別会計補正予算(第2号)を定めることについては、制度改正に伴う医療費通知事務費を一般会計繰入金を財源に所要の額を補正されたものであり、必要な予算措置と認め、異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第47号平成10年度島根県江津市
水道事業会計補正予算(第2号)を定めることについては、敬川リバーサイドタウン、和木向ノ浜団地の配水管布設工事費1,112万7,000円、県道浅利渡津線、市道神田久本線の配水管布設替工事費941万8,000円並びに川平地区石綿セメント管布設替工事費1,973万8,000円、消火栓設置替工事費76万6,000円等が主なものであります。このほか、予算第5条企業債1件と予算第8条他会計からの補助金が、上水道高料金対策支援交付金等により2,679万1,000円増額変更されております。 審査の結果、必要な予算措置と認め、異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。 以上、報告を終わります。
○議長(高橋次郎君)
建設経済委員会委員長の報告を求めます。 8番藤代議員。 〔
建設経済委員会委員長 藤代昌希君 登壇〕
◆
建設経済委員会委員長(藤代昌希君)
建設経済委員会委員長報告を行います。 本委員会に付託されました議案2件について、去る9月14日委員会を開催し審査いたしましたので、その結果を報告いたします。 議案第43号平成10年度島根県江津市
一般会計補正予算(第4号)を定めることについて中、所管に属する事項については、今回の補正予算は骨格的予算として編成された当初予算の肉づけを主体として、国県補助金等の決定した事業及び早急に措置を必要とするもので、主なものは育苗施設整備などの農業構造改善事業費、地方特定道路事業、辺地対策事業、県営事業負担金などの道路整備事業費などであります。 審査の結果、必要な予算措置と認め、異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第46号平成10年度島根県江津市
小迫谷土地区画整理事業特別会計補正予算(第1号)を定めることについては、審査の結果、必要な予算措置と認め、異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。 以上、報告を終わります。
○議長(高橋次郎君)
総務文教委員会委員長の報告を求めます。 7番坂本議員。 〔
総務文教委員会委員長 坂本照良君 登壇〕
◆
総務文教委員会委員長(坂本照良君)
総務文教委員会委員長報告を行います。 本委員会に付託されました議案第43号平成10年度島根県江津市
一般会計補正予算(第4号)を定めることについて中、所管に属する事項について、去る9月14日委員会を開催し審査いたしましたので、その結果を報告いたします。 まず、議案第43号の予算編成は、市長の改選期を控え骨格的予算として編成した当初予算に政策的な肉づけを主体として、国県補助金等の決定した事業及び早急に措置を必要とするものについて計上されたもので、4億7,160万2,000円を追加し、予算総額は116億9,521万7,000円となっております。 歳入においては、国県支出金等の特定財源は歳出との関連においてそれぞれ補正され、一般財源については前年度繰越金、減税補てん債及び島根市町村総合交付金等の追加と、市税について特別減税の実施に伴う減額がなされております。このほか、継続費の変更と地方債8件について追加または変更されるものです。 また、支出の主なものは石見遊空間関連の石央マリン開発株式会社への出資金、ホストコンピューター更新や2000年問題に対応するための情報システム費の追加と、市長・市議会議員選挙費の減額であります。 審査の中で、石央マリン開発株式会社への出資金について、当会社の事業計画では17年後には約1億円の累積赤字が見込まれるため、健全計画が出されるまで出資を保留すべきであるとの意見が出され、歳入の繰入金160万円、市債1,440万円と歳出の総務管理費の石見遊空間石央マリン開発株式会社への出資金1,600万円を減額する修正案が出されました。執行部の説明によれば、会社が示した事業採算計画は最も厳しい状況を想定し作成されたものであり、第1期事業の実施だけであれば黒字になる計画であり、現在県に対して借地料の軽減の申し入れがなされており、それによっては以降の経営も良好に転じる要素も十分あること、また、事業が県の海洋ミュージアムに連携した施設であり、公益性があり、さらに民間活力を呼び戻す起爆剤としても期待が寄せられていることから、行政としても支援をしていきたいとの説明がありました。これに対して浜田圏域の6市町村を初め浜田、江津の両商工会議所も積極的に参加され、官民一体となった取り組みがなされており、雇用の拡大、人的交流など地域振興や経済への大きな効果も期待され、まず1期工事を確実に立ち上げることが必要であり、そのために支援をしていく必要があるとの意見が出されました。 修正案については、採決の結果、賛成少数により否決されました。 次に、原案の審査の中で、本事業の推進に当たっては民間主導による堅実な経営を図られること、関係する自治体から損失補償等を求めないことを会社側は明言されていることを十分留意され対応されたいとの執行部に対し要望が出されました。 本
補正予算案の原案については、採決の結果、賛成多数により原案のとおり可決すべきものと決しました。 なお、本日委員会を開催し、民生水道委員会、建設経済委員会の両委員長からそれぞれの委員会における審査状況を賜り、一般会計、特別会計及び企業会計全般にわたり総括的に検討いたしました結果、いずれも原案のとおり可決すべきものと決しました。 以上、報告を終わります。
○議長(高橋次郎君) ただいまの各
委員長報告に対する質疑に入ります。 5番深野政勝議員。
◆5番(深野政勝君) ただいまの総務文教
委員長報告の中で、石央マリン開発への出資の不安材料となっている経営見込みについて、県からの借地料の軽減や第1期の投資だけにとどめれば黒字が見込めるとのことでしたが、それは現在議会に資料を提出されている石見遊空間民間整備基本計画書の全面的な見直しが必要であるとの見解でしょうか、お尋ねをいたします。
○議長(高橋次郎君) 総務文教委員長登壇願います。 〔
総務文教委員会委員長 坂本照良君 登壇〕
◆
総務文教委員会委員長(坂本照良君) 今5番議員から質問がありました石央マリン開発株式会社への出資の件でございますが、借地料の軽減等執行部からの説明により黒字に転じるということの説明がございまして、委員会ではそれを了承し、先ほどの
委員長報告のような結果となったわけでございます。 以上です。
○議長(高橋次郎君) 質疑を終わります。 議案第43号に対しては佐々木議員外2名から修正の動議が提出されました。 この際、提出者の説明を求めます。 20番佐々木忠且議員。 〔20番 佐々木忠且君 登壇〕
◆20番(佐々木忠且君) ただいま議題となっております議案第43号平成10年度島根県江津市
一般会計補正予算(第4号)を定めることにつきまして、この議案に対する修正案を今お手元にお配りいたしましたとおり、江津市議会会議規則第17条の規定によって提出をいたしましたので、ただいまから修正提案の説明をさせていただきます。 なお、この提案につきましては、私佐々木忠且が提出者となり、賛成者といたしましては深野政勝、川上テル子、両議員でございます。 それでは、1ページあけていただきまして、別紙の予算修正をごらんいただきたいと思います。 まず、修正いたします項目でございますが、第1表、予算書で申し上げますと2ページでございます。第1表の歳入歳出補正予算、このうち歳入、款の15繰入金、原案金額762万6,000円、項の2基金繰入金、原案金額761万2,000円でございます。これを160万円減額をいたしまして、繰入金の合計を602万6,000円、基金繰入金の修正金額は601万6,000円に修正をするものでございます。 また、款18の市債につきましては、1億8,680万円が原案金額でございまして、うち項の1市債が同じく1億8,680万円でございます。これに対しまして市債1,440万円を減額をし、修正金額は款、項ともに市債は1億7,240万円とするものでございます。 これによりまして、歳入の合計額は原案の4億7,160万2,000円を1,600万円減額をし、4億5,560万2,000円とするものでございます。 歳出につきましては、款の2総務費、原案金額が6,089万4,000円でございます。項の1総務管理費が6,774万7,000円となっております。これに対しまして1,600万円の減額をするものでございます。そういたしまして、総務費全体の修正金額は4,489万4,000円、総務管理費につきましては5,174万7,000円とするものでございます。よって、歳出の合計は、4億7,160万2,000円の原案金額に対して1,600万円減額し4億5,560万2,000円といたします。 なお、これに関連をいたしまして、第4表の地方債の補正につきましても修正を加えることといたします。これはお手元の予算書の8ページでございます。地方債の補正でございますが、起債の目的、遊空間整備事業、これにつきまして今回の補正後の限度額、いわゆる原案の限度額は1億9,030万円となっております。これを1,440万円減額をし、修正いたしました後の限度額を1億7,590万円とするものでございます。よって、今回の地方債の補正の原案の限度額は14億4,270万円とございますが、先ほど御説明いたしましたように1,440万円の減額をいたしますので、修正後の限度額は14億2,830万円とするものでございます。 次、もう1ページお開き願いたいと思います。 これは、今申し上げました減額修正案の事項別明細書によりまして若干の説明を加えたいと思います。 まず、歳入でございますが、予算書の24ページの関連でございます。 款の15繰入金、項の2基金繰入金、目の3わがふるさと基金繰入金、節の1わがふるさと基金繰入金といたしまして、予算原案は670万円が計上されておりますが、これを510万円に減額をするものでございます。 それから、26ページでございますけれども、款の18市債、項の1市債、目の8総務債、節の1総務債につきまして、補正予算原案は1,440万円でございますが、これを0円に皆減をするものでございます。よって、歳入総額は先ほど申し上げましたように、4億7,160万2,000円を4億5,560万2,000円に減額修正となります。 歳出でございますけれども、これは28ページにございます。28ページの款の2総務費、項の1総務管理費、目の8企画費、節の24投資及び出資金、補正予算原案は1,600万円でございますが、これを0円に皆減をするものでございます。よって、歳出総額は4億7,160万2,000円を4億5,560万2,000円に減額修正をし、歳入歳出ともバランスをとるものでございます。 この修正の理由でございますが、先ほど総務委員長の報告でもございましたように、今石央マリン開発株式会社に対する出資の問題、これがるる論議をされてきたところでございます。この石央マリン開発株式会社につきましては、議会の初めに同社から資料が提出をされました。そして、この基本計画書によりますところの事業採算計画というのは余りにもずさんであるということが明らかになってきたわけでございます。先ほど
委員長報告の中では、17年後には1億円余りの累積赤字ということでございますが、実は向こう17年間のこの会社の決算の累積利益の状況を示しております。17年間のうち黒字経営が見込めるのは2年間、あとの15年間はごらんのようにずうっと累積赤字が続くわけでございます。このような事業計画に対して、我々が市民の税金を使って出資をする、経営に参画をするという株式投資をする、こういうことはどう考えても容認できるものではありません。先ほど来、地域の活性化とか、雇用の創出とか、あるいは浜田圏域の市町村の連帯とか、いろいろこの出資の必要性を述べられましたけれども、それはこの事業が健全に運営されてこそ、その効果があるのでありまして、初めからこうしたような危険な計画を組んで、それに公共的な資金を投入する、これを到底認めるわけにはまいりませんし、特に、私は今度の出資が市民の貴重な基金の、積み立てております基金を取り崩し、さらにその上新たな借入金を起こしてまでこうした経営の見通しのないところに投入をする、こういうことは今議会がストップをかけなければ、全国多くの自治体が第三セクターの問題で苦しんでいる、その中には本当に最初にきちんと経営計画を調べてやればこんなことにはならなかったという反省の言もたくさん聞かれております。今、
委員長報告でも既に議会に示された経営計画そのものを全く別の角度に置きかえる、第1期事業だけで投資はとどめるとか、そういった計画そのものの抜本的な見直しを会社がしようとしております。こういうものを見届けた上で、我々が自治体としてお手伝いできることはどこにあるのか、そのことを真剣に討議する必要があると思います。 したがって、本議会におきましてこの出資金を出すということは、これは修正の上、減額をすべきである、このことを主張申し上げ、私の提案説明といたします。どうかよろしく御賛同のほどをお願いいたします。
○議長(高橋次郎君) これより本修正案に対する質疑に入ります。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(高橋次郎君) 質疑を終わります。 続いて、討論に入ります。 本修正案に対する反対の御意見はありませんか。 18番松田議員。 〔18番 松田千鶴廣君 登壇〕
◆18番(松田千鶴廣君) 私は、ただいま提案されました平成10年度
一般会計補正予算(第4号)に対する修正案に、正友クラブを代表いたしまして、反対の立場を表明するものであります。 先ほどの総務委員長の報告にもありましたように、この修正案は去る9月14日の総務文教委員会でほぼ同じような内容のものが提案され論議をされ、提案者のみの賛成で、残り全員で既に否決されており、総務文教委員会に付託された補正予算が可決すべきものとなっているところであります。 特に、歳出の1,600万円の出資金につきましては、議会中に執行部の説明を受ける中で、正友クラブの勉強会で大いに議論をし、意見交換をし、意思統一をして認めたものであります。総務文教委員会で議論されたとおりであり、今はあえて内容には立ち入りませんが、出資先の石央マリン開発の社長が、全国の第三セクターの失敗例の二の舞を踏まないように、民間主導型で絶対に赤字を出さないよう経営努力をするということを信じ、また、事業採算性の検討表のように、先々の赤字をそのまま踏襲するはずはないのであって、当然のことながらその前に修正され、適切な検討がされるものと思います。この遊空間ゾーンの設定の中で行われる海洋型ミュージアムの一連の事業は、田中市長の言われる若者を含めた市民が住み続けたくなるようなまちづくりの絶好の起爆剤であり、江津市のみならず石央地域の発展に大いに寄与するものと確信するものであります。 また、島根県がこの江津、浜田の地域に100億円を超す浄財をつぎ込んでいる事業に、地元の江津市が何らかの協力をすることは至極当然のことであります。今予算の修正をし、この事業を停滞させることは、江津市の活性化の息の根をとめることにもなりかねません。よって、総務文教委員会が否決されましたとおり、この補正予算に対する修正案には断固反対するものであります。皆様方の賢察をよろしくお願いを申し上げ、反対の討論を終わります。(拍手) (「赤字計画がなんで黒字に見えるんかのう」と呼ぶ者あり)
○議長(高橋次郎君) これに賛成の御意見はありませんか。 3番川上議員。 〔3番 川上テル子君 登壇〕
◆3番(川上テル子君) ただいま議案追加をされました議案第43号島根県江津市
一般会計補正予算(第4号)修正案に賛成者として討論をいたします。 この補正予算の最大の問題点であります第三セクターへの1,600万円の出資をするということにつきましては、経営計画の時点で累積赤字の解決ができないことがはっきりしております。先日私もここで事業の計画を検討する時間をということで発言させていただきましたが、そのために、実際に事業を自分でやっておられる経営主さんなどに意見をお聞きしますと、100%ほとんど佐々木忠且さんの主張と同じ意見をいただきました。借金もふえ続け残高もふえ続けこんな事業はやれませんし起こすことはできない、資本の借りられる裏づけがあるのか、銀行さんだって危なくなったら手を引きますよ、そうなったときやめることができない人だけが残りますね、そういうことでした。やめることができないというのは一体どなたになるのでしょうか。資本の裏づけを銀行さんはどう思っておられるのか、銀行マンの方に個人的な意見として聞かせてくださいということで聞いてみましたが、やはり同じ意見が返ってきました。計画の中に銀行さんが入っておられるから何とか融資されるかもしれないが、一般の事業だったとしたら考えられない、そういうお話でした。 計画の中で厳しく見てるというようなことが出ていましたが、第1期計画のモノレールやバッテリーカーを動かしたりする人はアルバイトでたった1人の雇用になっています。そういうことが厳しく見た結果でしょうか。これらのことを考えると、実際に開発に当たる企業や建設業者は役所の信用が後ろ盾になる、赤字になっても自治体屋さん、つまり税金で穴埋めが期待できるという新聞の社説がありましたが、この構図が浮かび上がってくるような気がします。 私たち日本において5,000を超える第三セクターがあり、その70%は経営不振にあえぎ、出資した自治体がその責任をどうするかという重大な事態が続発してる、こういうことがマスコミ各社から報道されているところです。今回の出資は、これらの教訓を無視して県事業への協力と広域市町村圏の連携や地元産業界との共同による活性化など美名に隠れて全く見込みもない事業に投資をし、公金をもって行うことということはどうしても許せることではないと思っています。 地方自治体が、自治体法で出資率が50%以上でなければ市長は決算報告を議会に報告する義務がない、事業のツケが市に回ってくるような事態があったらどうするのか、どなたが責任をとるのか、そういうことが問題になってきます。江津市でもこのような計画は見直して市民の納得のいく計画を立て直してから事業を進めるべきだと強く主張いたします。 したがって、この出資にかかわる歳入及び歳出を減額修正することは本当に時宜を得た処置であって、市民に対する議会としての責任のある行為と思っております。減額修正案に対する議員の皆さんの御賛成をいただきますよう心からお願いをいたします。賛成討論といたします。
○議長(高橋次郎君) これに反対の御意見はありませんか。 〔「省略」と呼ぶ者あり〕
○議長(高橋次郎君) これに賛成の御意見はありませんか。 〔「省略」と呼ぶ者あり〕
○議長(高橋次郎君) 討論を終わります。 これより議案第43号に対する修正案について採決いたします。 本修正案のとおり決することに賛成の方の挙手を求めます。 〔
賛成者挙手〕
○議長(高橋次郎君) 挙手少数と認めます。よって、修正案は否決されました。 次に、原案の討論に入ります。 原案に対する反対の御意見はありませんか。 5番深野政勝議員。 〔5番 深野政勝君 登壇〕
◆5番(深野政勝君) 反対討論を行います。 日本共産党の深野政勝でございます。 ただいま議題となっております議案第43号平成10年度島根県江津市
一般会計補正予算(第4号)を定めることについて、日本共産党江津市議会議員団を代表して反対討論を行います。 この予算の中で、款の2総務費、項の1総務管理費の中において、石見遊空間事業関連の第三セクター石央マリン開発株式会社に対する出資金1,600万円が計上されております。これにつきましては、既に審議の経過でも明らかになりましたように、事業計画において採算性は全くなく、累積赤字は15年後には1億2,600万円余りが予測されており、ただいまの総務文教
委員長報告でも経営計画の見直しは避けられないのが実態であります。私は、島根県に平成12年4月に開館をされる海洋型ミュージアムに隣接して飲食、娯楽施設をつくることに反対するつもりではありませんし、にぎわいのある地域づくりを妨げるようなことは考えておりません。しかし、本市がこれに資本参加することについては、全国各地において第三セクターによる企業の破綻が相次いでおり、最終的には出資をした自治体がその清算責任を負っています。これは他市の例を引くまでもなく、本市でも財団法人島根石央地域地場産業センターや株式会社江津情報センターなど、今までに官民共同出資の第三セクターの経営責任は結果的に本市が全面的に引き受けざるを得ない実態からも明らかであります。 今回の出資は、県営施設と関連して公共性が高いとはいえ純然たる営利目的の事業でありながら、計画時点から大赤字を予定するなど、おおよそ株式会社の目的である純益追求を逸脱する論外のものと言わざるを得ません。かかる会社に市の貴重な財産である基金160万円を取り崩し、さらに新たな市債1,440万円を起こしてまで出資することは、市民に対しても説明がつかない行為ではありませんか。よって、この補正予算は到底認められるものではないことを表明し、反対討論といたします。(拍手)
○議長(高橋次郎君) これに賛成の御意見はありませんか。 10番河野議員。 〔10番 河野貴雄君 登壇〕
◆10番(河野貴雄君) 私は正友クラブの河野でございます。 議案第43号平成10年度島根県江津市
一般会計補正予算(第4号)を定めることについて、正友クラブを代表して、この予算に対する賛成の立場で討論をいたします。 このたびの市長選で田中増次氏は見事当選され、8人目13代の江津市長に就任されました。多くの市民より、これからの4年間江津市政のかじ取り役として田中市長の手腕に期待が寄せられています。田中市長は、今定例議会冒頭平成10年度の施政方針を次のように述べられました。江津市発展の礎となる第4次江津市総合振興計画を着実に実行していく中で、市民、企業、行政が一体となった市民総ぐるみ、総参加の開かれた市政を理念に置いて、誇りの持てるふるさと江津、好きと言えるまちを目指して熱い情熱と行動力で、本市にとって最重要課題である人口定住対策を中心に新たなる江津のまちづくりに全力で取り組んでまいると力強く施政方針を表明されたところであります。 田中市長におかれましては、市長就任後初めての予算編成に取り組まれるわけであります。今回の予算編成は、骨格的予算の当初予算に対し、政策的な肉づけをされるものであります。しかし、本市の財政状況はというと、自主財源に乏しく財源の多くを地方交付税に依存せざるを得ない状況が続いております。財政事情の悪化は慢性化いたし、憂慮すべくまことに厳しい台所状況下にあります。 こうした財政再建という重い十字架を背負い、極めて困難な財政環境下の中においても、次のような新たな事業に取り組まれ、予算編成がされております。例えば、江津駅前周辺地区環境整備推進事業、情報システム費、商店街リニューアル支援事業、農業改善事業のライスセンターや育苗施設の設置等、防災まちづくり事業、身体障害者補装具給付事業、そして継続事業ではありますが、平成12年スタートする介護保険に対する取り組みなど、緊急を要する課題へ対応されております。以上、住みよいまちづくりに向けて積極的に取り組んでおられ、私は大きく評価するものであります。 次に、石見遊空間第三セクター、いわゆる石央マリン開発株式会社への出資金についての補正予算であります。この件につきましては、さきの総務文教委員会の審議の過程で、さまざまな角度から意見が交わされ、慎重審議されたところであります。 ところで、執行部にお願いがあります。このような重要な案件を提出される場合は、あらかじめ事前に十分な説明を私たち議会側の方にされるよう特に要望しておきたいと思います。 遊空間整備事業については、さきに島根県知事から地方拠点都市地域の指定を受け、当市においては江津中央拠点地区並びに石見遊空間拠点地区のゾーンを整備、支援するため実施計画が作成されたものであります。この計画は、石見海浜区域を広域通年型のより魅力ある空間として整備し、当石見地方にとって21世紀に向けた新たな地域振興策として位置づけられており、平成12年の春開設の運びとなる海洋型ミュージアムを核とした周辺開発や交通アクセスの整備が進められております。この遊空間ゾーンにおいて、民間の資本の導入を図り、地域経済の波及効果をもたらすために、商業施設等の運営主体となる第三セクターを設立し、浜田地区広域市町村と連携して出資がされるわけでありますが、これに対する2市4町村の出資比率は全体の20%であり、当市の1,600万円の出資額は比率にして8%であります。このたびの石央マリン開発株式会社の設立に当たっては、浜田市、江津市の両商工会議所の正・副会頭を初め会員の皆様、金融機関、役員、関連企業などが中心となり、両市経済界挙げての全面的な支援体制が図られております。このように民間主導設立の会社であり、当社の果たす役割は多大なものがあります。この海洋型ミュージアムの整備と連携して進められる石央マリン株式会社への相乗効果は、1つ、地元における雇用機会の増大、2つ、交通条件の改善、3つ、地場産業の振興、4つ、地域イメージの向上、5つ、人的交流の拡大等々であり、人口定住を促すとともに、経済効果や基盤整備を早める効果がうかがえるものであり、まことに公益性が大であり、地域振興に貢献すると思われるものであります。 一方、第三セクターの状況については、全国的な経営の悪化の問題点が指摘されており、若干の心配がありますので、申し述べておきたいと思います。 まず、設立の動機です。行政主導、民間主導と形態がいろいろありますが、ややもすると行政に甘え過ぎた体制、また、過分の出資を行っている、そして役員、首長等の就任、行政職員のOBの就任等々、経営体制において責任の所在があいまいになる、また、損失補償など事実上の債務保証になっている等々、行政へおんぶにだっこの傾向が指摘されております。当市におかれましては、これを対岸の火事とせずに、他山の石として石央マリン開発株式会社と浜田広域圏市町村とで十二分に確認され、協議を進められることを切望するものであります。 今回の計画で、現在私が聞いておりますところによると、まさに民間主導で金融機関から経営のノウハウを持ったエキスパートを常務として迎えられるなど、万全の態勢で取り組んでおられることを聞き安心いたしております。石見海浜公園の中にあって、地域振興の核施設として期待される第三セクター、いわゆる石央マリン開発株式会社であり、今回の出資につきましては、景気低迷の中で民間活力の呼び水とも相まって妥当な予算措置と認めるものであります。 最後に、本予算は、財政の健全化を進める中で、地域振興や景気対策、そして市民福祉の向上に配慮されたものであり、この予算に賛成するものであるということを申し述べまして、私の討論を終わります。(拍手)
○議長(高橋次郎君) これに反対の御意見はありませんか。 〔「省略」と呼ぶ者あり〕
○議長(高橋次郎君) これに賛成の御意見はありませんか。 〔「省略」と呼ぶ者あり〕
○議長(高橋次郎君) 討論を終わります。 これより原案を採決いたします。 原案に対する各
委員長報告はいずれも原案可決であります。
委員長報告のとおり決することに賛成の方の挙手を求めます。 〔
賛成者挙手〕
○議長(高橋次郎君) 挙手多数と認めます。よって、議案第43号平成10年度島根県江津市
一般会計補正予算(第4号)を定めることについては、原案のとおり可決されました。 次に、議案第44号から第47号までの4件の討論に入ります。 本案に対する反対の御意見はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(高橋次郎君) これに賛成の御意見はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(高橋次郎君) 討論を終わります。 これより議案第44号から第47号までの4件を一括採決いたします。 本
補正予算案4件に対する各
委員長報告はいずれも原案可決であります。
委員長報告のとおり決することに賛成の方の挙手を求めます。 〔
賛成者挙手〕
○議長(高橋次郎君) 挙手全員と認めます。よって、議案第44号平成10年度島根県江津市
国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)を定めることについて、議案第45号平成10年度島根県江津市
老人保健医療事業特別会計補正予算(第2号)を定めることについて、議案第46号平成10年度島根県江津市
小迫谷土地区画整理事業特別会計補正予算(第1号)を定めることについて、議案第47号平成10年度島根県江津市
水道事業会計補正予算(第2号)を定めることについては、いずれも原案のとおり可決されました。
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△日程第9 議案第50号
工事委託契約の締結について
○議長(高橋次郎君) 日程第9、議案第50号を議題といたします。 本案に対する提案理由の説明を求めます。 田中市長。 〔市長 田中増次君 登壇〕
◎市長(田中増次君) 議案第50号
工事委託契約の締結について、提案理由の説明を申し上げます。 平成10年度経営基盤確立農業構造改善事業において建設する、江津市乾燥調整施設新築工事につきまして、委託金額2億1,467万4,600円で、松江市殿町19番地1、島根県経済農業共同組合連合会代表理事会長吉岡亀太郎と
工事委託契約を締結するものであります。 工事の概要は、建築工事につきましては鉄骨造一部2階建て、建築面積637.07平方メートルを建設し、機械設備につきましては乾燥機8基、調整タンク8基、もみすり機1基を設置するものであります。 よろしく御審議のほど、お願い申し上げます。
○議長(高橋次郎君) 質疑に入ります。 20番佐々木議員。
◆20番(佐々木忠且君) 先ほど提案の中で鉄骨造の2階建てということはわかりましたが、通常建物を説明するときにはかわらぶきとか、鉄板ぶきとかというのが入ります。その辺について何をもって屋根をふかれるのか、これについて特に本市は石州がわらの産地でございまして、公共事業では石州がわらを使ってほしいということはかねがね業界からの要望であり、議会側もこれを応援をしてきておりますが、この施設は屋根材は何を使われるのか、お尋ねいたします。
○議長(高橋次郎君) 横山
農林水産課長。
◎
農林水産課長(横山厚雄君) 佐々木議員の質問にお答えいたします。 屋根仕上げの材料でございますが、アルミ亜鉛合金折半ぶきでございます。
○議長(高橋次郎君) 質疑を終わります。 本案は建設経済委員会に付託いたします。 暫時休憩いたします。 午後3時7分 休憩 午後3時44分 再開
○議長(高橋次郎君) 会議を再開いたします。
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△日程第10 議案第50号
工事委託契約の締結について
○議長(高橋次郎君) 日程第10、議案第50号を議題といたします。 本案に対する
建設経済委員会委員長の報告を求めます。 8番藤代議員。 〔
建設経済委員会委員長 藤代昌希君 登壇〕
◆
建設経済委員会委員長(藤代昌希君)
建設経済委員会委員長報告を行います。 本委員会に付託されました議案第50号
工事委託契約の締結について、本日委員会を開催し審査をいたしましたので、その結果を報告いたします。 本案は、後地町に建設する江津市乾燥調整施設について、事業施行管理能力を有する島根県経済農業協同組合連合会と
工事委託契約を締結するものであり、審査の結果、本工事についてはアルミ亜鉛合板折半ぶきとなっているが、できる限り地場産品のかわらの使用についてその配慮を要望し、異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。 以上、報告を終わります。
○議長(高橋次郎君) 質疑に入ります。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(高橋次郎君) 質疑を終わります。 討論に入ります。 本案に対する反対の御意見はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(高橋次郎君) これに賛成の御意見はありませんか。 〔「省略」と呼ぶ者あり〕
○議長(高橋次郎君) 討論を終わります。 これより議案第50号を採決いたします。 本案に対する
委員長報告は原案可決であります。
委員長報告のとおり決することに賛成の方の挙手を求めます。 〔
賛成者挙手〕
○議長(高橋次郎君) 挙手全員と認めます。よって、議案第50号
工事委託契約の締結については原案のとおり可決されました。
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○議長(高橋次郎君) お諮りいたします。 ただいま坂本照良議員外6名から、意見第1号
義務教育費国庫負担制度堅持に関する意見書の提出について及び森脇洋二議員外5名から意見第2
号児童福祉法改正の趣旨を踏まえ、公的支援のさらなる充実を求める意見書の提出についてが提出されました。 この際、これを日程に追加し、議題といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(高橋次郎君) 御異議なしと認めます。よって、意見第1号及び第2号を日程に追加し、議題とすることに決しました。
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△日程追加 意見第1号
義務教育費国庫負担制度堅持に関する意見書の提出について 意見第2号
児童福祉法改正の趣旨を踏まえ、公的支援のさらなる充実を求める意見書の提出について
○議長(高橋次郎君) 日程追加、意見第1号及び第2号を一括議題といたします。 書記をして朗読いたさせます。 〔書記朗読〕意見第1号
義務教育費国庫負担制度堅持に関する意見書の提出について 上記の議案を別紙のとおり会議規則第14条の規定により提出する。 平成10年9月18日 提 出江津市議会議員 坂 本 照 良 福 原 昭 平 山 本 誉 河 野 貴 雄 田 中 良 雄 永 岡 静 馬 佐々木 忠 且(別 紙)
義務教育費国庫負担制度堅持に関する意見書(案) 学校教育は、子供たちの健やかな成長と行き届いた教育を願うすべての教職員の協力・共同によって成り立っている。
学校事務職員は、学校予算、施設の管理など教育諸条件の整備の仕事を通して、また、
学校栄養職員は腸管出血性大腸菌O-157による集団食中毒対策にも積極的な役割を果たすなど、豊かで安全な給食づくりと食生活の指導を通して、行き届いた教育を保障するするための重要な役割を果たしている。文部省も学校教育に不可欠な「基幹職員」と位置づけているところである。 憲法に定める「義務教育無償」の原則に則り、教育の機会均等とその水準の維持向上を図るには、必要な教職員の定数配置や定数増を図らねばならない。そのためにも「
義務教育費国庫負担制度」は重要な役割を果たしている。 ここ数年来、国は財政難を理由に、義務教育費に対する国庫負担を縮小する方向で検討されているようであるが、このことは、地方自治体の教育行政の推進に重大な影響を及ぼすものである。 よって、政府におかれては、地方自治体が安心して計画的に教育行政の充実に専念できるよう、次の措置を講じられるよう強く要望する。 記1
義務教育費国庫負担制度を堅持すること。2
学校事務職員、
学校栄養職員を
義務教育費国庫負担制度から適用除外しないこと。 以上、地方自治法第99条第2項の規定により意見書を提出する。 平成10年9月18日 江 津 市 議 会 ………………………………………意見第2号
児童福祉法改正の趣旨を踏まえ、公的支援のさらなる充実を求める意見書の提出について 上記の議案を別紙のとおり会議規則第14条の規定により提出する。 平成10年9月18日 提 出江津市議会議員 森 脇 洋 二 森 脇 弘 子 山 根 英 毅 室 安 延 博 川 上 テル子 城 山 勝 吉(別 紙)
児童福祉法改正の趣旨を踏まえ、公的支援のさらなる充実を求める意見書(案) 戦後間もなく制定された児童福祉法は、日本において長年にわたり乳幼児の健全育成に成果を発揮し、国家発展に大きく貢献してきた。しかしながら、急激な生活環境や社会環境の変化の中で、さらに強力に対応すべく、昨年、児童福祉法が改正された。 国にあっては、財政状況困窮の中ではあるが、法の精神にのっとり、さらなるきめ細かな強力な公的支援を望むものである。特に、少子化による将来の人口形態が及ぼす諸問題の解決のためにも、ほうっておけない重要なことだと思っている。 ついては、下記事項を速やかに、これが実現のための方策を講じていただき、安心して子供が産め、安心して働ける環境の整備を強く要望する。 記1
保育所運営費の改善。 (1) 主任保母の専任加算の適用の全保育所への拡大。 (2) 30人ごとの定員による保育単価の見直し。2
延長保育事業に対する
国庫補助制度の継続。3 保育料の
保護者負担の軽減。4 施設の老朽化に対して、年次的に施設整備ができるよう予算の確保。5
保育所整備に関わる
施設整備借入金に対しての
利子補給制度の復活。 以上、地方自治法第99条第2項の規定により意見書を提出する。 平成10年9月18日 江 津 市 議 会
○議長(高橋次郎君) お諮りいたします。 本案は提案理由の説明を省略し、直ちに質疑に入りたいと思います。これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(高橋次郎君) 御異議なしと認めます。よって、これより質疑に入ります。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(高橋次郎君) 質疑を終わります。 お諮りいたします。 本案は
委員会付託を省略し、直ちに討論に入りたいと思います。これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(高橋次郎君) 御異議なしと認めます。よって、これより討論に入ります。 本案に対する反対の御意見はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(高橋次郎君) これに賛成の御意見はありませんか。 〔「省略」と呼ぶ者あり〕
○議長(高橋次郎君) 討論を終わります。 これより意見第1号及び第2号を一括採決いたします。 本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(高橋次郎君) 御異議なしと認めます。よって、意見第1号
義務教育費国庫負担制度堅持に関する意見書の提出について、意見第2
号児童福祉法改正の趣旨を踏まえ、公的支援のさらなる充実を求める意見書の提出については、原案のとおり可決されました。
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